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無形の力―私の履歴書
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目に見えないものの力が人生を作る |
野村克也氏の著書を読んだのは何冊目だろうか。前作の『野村ノート』はあまりインパクトを感じなかったが、当著はこれまでの経験をまとめあげようとする段階に入った人間としての、最終段階スタートラインといった位置づけとなる意気込みが感じられる内容だった。
選手を単に野球選手としての技術だけではなく、人間として生きていくために必要な人間教育もしていこうと考えている氏には、人間としての年輪を感じさせられる。
楽天イーグルスで形成する無形の成果を楽しみにしたいと思わせてくれる一冊であった。
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現役時代を知らない人にオススメ |
私は野村氏の現役時代を知りません。
ヤクルトの監督以降の野村氏しか知らないので、選手としての記憶は全くありません。
ただ、歴代の打者成績などをみて、とんでもない強打者だったのだろうなと想像していました。
本書では、私の知らない南海での選手時代に重点を置いた内容となっているので、非常に興味深く読めました。
野村氏は決して才能溢れるバッターだったわけではなく、むしろ才能では1流半だったそうです。
それをデータ分析、癖盗み、心理作戦、といった知力、無形の力で補い、超一流のバッターになれたという話に感銘を受けました。
70歳の知将率いる楽天の変化が楽しみです。
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微妙です・・・。 |
日経新聞に連載された「私の履歴書」をまとめたもの。
基本的には貧困などのコンプレックスに打ち克ってきた野村克也史、とでもいうべき自叙伝のスタンスで綴られており、野球論的なものはあまり見受けられない。
私、実は野村克也氏の大ファンで著書はほぼ持っており、これも当時の日経を読まないで楽しみにしていたのですが、南海時代がメインの話で、おそらくファンが知りたいであろう阪神末期?シダックス時代が表面的な話のみの記述で殆どスルーされているなど、どうしても焼き直し感が否めませんでした。いつぞやのNHKで放送されたドキュメントをご覧になった方はなおさら同じ思いをされると思われます。
ノムさんの野球論自体は本当に読み応えがあるだけに、『野村ノート』のヒットに便乗したというか、ここのところの著書乱発はどうなのかなぁ?とも思っています。
今までの自叙伝系の著作をお持ちの方で、特にどうしても、ということでなければ見送ってもいいかもしれません。


