履歴書の自己PRのテーマ選びは、こんなに大切なんですね。
履歴書の自己PRは、なんと言ってもテーマが決め手です。

自分でテーマを決めることが一番重要ですが、
どうしても決まらない場合、ここであげている履歴書の参考図書を
見てみるのもいいかもしれません。

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小倉 昌男

経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男

経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男 人気ランキング : 51665位
定価 : ¥ 630
販売元 : 日本経済新聞社
発売日 : 2003-01-07
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 630
経営者としての信念を垣間見ることができる

日経新聞の連載「私の履歴書」をまとめた本書。

2代目社長である小倉昌男氏が自らヤマト宅急便成長の記録を私情を交えて書いたもの。

小倉氏の決断がなければ今の宅急便はなかった。

引退後は、福祉事業に熱を上げている小倉氏の様子も書かれています。運輸の事業では宅急便という結果を出したが、福祉の分野ではまだ初心者。結果を出すのはこれからと言ったのが78歳。恐れ入る。

経営者としての生き方を学ぶことができる。

「おかしい」ことはおかしいと主張される著者の生き方が伝わってくる本です

ご存知「宅急便」の創始者にして、先日惜しくも亡くなられた小倉昌男氏が日経新聞「私の履歴書」に連載された文章を、文庫化したものです。著者といえば、真っ先に、宅急便の認可に関し、いわゆるお上に立てついたエピソードが思い浮かびますが、この本を読めば、それが「おかしい」ものはおかしいと主張する著者の性格に由来するものであることがわかります。その性格は、ヤマト運輸を退かれてからも、月給1万円が当たり前とする障害者福祉の現場で、働く障害者たちに月給10万円を払える事業創設に奔走する姿からも伺えます。おかしいからといってたてつくことには、非常な勇気と労力を要しますが、決して信念を曲げられなかった著者の強い生き方に感銘を受けました。単なる経営者を超えて、素晴らしい人間を、また1人失ったことが残念に思われる1冊です。

官にたてついても正論を通す小倉さんの経営魂をみました

小倉さんの人柄や活動を新聞や雑誌で読んで、尊敬していましたが改めて本書を読み、その気持ちを新たにしました。自らの失敗などを絶対認めない官のやり方に正面切って対抗する勇気と信念の生き様には心より拍手を送りたい。そして多くの企業人がこの気持ちを引き継げば、官中心のシステムから消費者中心のシステムに必ずや生まれ変わると思う。同じ業界にいるものとして勇気を与えられた本です。

真のリーダーシップを実践した小倉さんの自叙伝

この人が居なかったら、日本の物流はこれだけ便利で快適にはならなかっただろう。そういう意味で、小倉さんの偉業は言い尽くせまい。
小倉さんは日本で初めて私企業による宅配便(ブランド名:宅急便)を開発し、宅急便の顧客を創造した偉大な人物である。彼は競合他社も参入させ、マーケットを創造したが、その功績は計り知れない。本書ではビジネスだけでなく、彼の重要な価値観などが、どういった人生のキーポイントを得て熟していったか書かれている。公共事業に頼らない私企業のビジネスのありかたを追及し、お上におもねないで市井の人々のためにサービス向上に邁進する経営者魂。これこそ真のリーダーシップではないか。経営者とはいわば彼のように真のリーダーシップを発揮して社会に貢献できる存在でなければならない、と私は思う。ヤマト運輸の会長を退任してからは、福祉の分野で活躍された。福祉やNPOであっても経営の考えは重要であることを小倉さんは早いうちから明確におっしゃられた。そして実践し、実績を残された。
残念なことに、闘う経営者だった小倉さんも寄る年波には勝てず、先日お亡くなりになられた。ご冥福をお祈りしたい。ご存命中にお会いできれば良かったのだが・・・
本当の経営者、本当のリーダーシップはどうあるべきか知りたい人は、是非本書を読まれることをお勧めする。

小倉昌男に見る「人間的魅力の研究」

『小倉昌男 経営学』と本書の2冊は、わが国の多くのBizスクールのリーダーシップ・組織行動論において、サイドリーディングに指定されているようだ。前書とは別に、本書については、あえて評価は保留としたい。本書を通じて、各人が各様に感じ取れば良いと想うのだ。
本書は、日本経済新聞の「私の履歴書」を取りまとめた一冊であり、幾分かは『小倉昌男 経営学』と重複する部分がある。だが、だからと言って、『〜経営学』を読めば本書を捨て置いて良いとは思われない。この両書を合わせることによって、経営者としての小倉氏の人格が立体的に伝わってくるからである。
個人的に特筆すべきと思われるのは、昭和の経営者の巨星自身の恋愛歴についてであろう。ご令室がなくなられた後にあえて初めて記した初恋の想いは、プラトニックであり、心の痛点を知る経営者の人格の土台を見て取ることができる。その想いたるは、宮本輝が自身の名を世に知らしめた『青が散る』に通じるものがある。桑田啓祐が「TSUNAMI」に託した感傷とも通じている。加えるなら、我が元上司が、娘に初恋の女性の名前をつけようとしたということにも通じる。一部の男子たるが、なかなかに勝てない女々しき精神のサガの有様が、小倉氏にも同様であることを感じさせる。
重要なのは、所詮色恋事の話と言えばそれまでだが、これが彼の経営における「ノブレス・オブリージュ」、「義憤の志士」とも言うべき行動態度と重なり、真摯で愚直な人間的魅力を立体的なものとして感じさせ、私自身のエトスとは何かを省みさせ、彼に対するパトスを感じさせるのである。経営者の要件として、戦略や意思決定・決断が重要であることは否定されるべきではないが、他方、それだけではない、人間としての有様があってその土台のうえにいわゆる要件が蓄積されていくのである。
さて、私自身は、本書と伊藤肇の著とを何度か合わせ繰りして読んだことがある。今更に、「エトス・パトス・ロゴス」という一人の各個人が集団に対して持ちうる責任と影響とを自己に問うてくる一冊である。

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